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北海道 札幌ラーメン

こんばんは、こうちゃんです。

ちょっとここらで、ご当地ラーメンとしては王道中の王道、
超有名ご当地ラーメン、主に味噌が定番の札幌ラーメンの解説を。



札幌ラーメン(さっぽろラーメン)は、北海道札幌市発祥のラーメン一般を指す通称である。ご当地ラーメン(ご当地グルメ)の一つ。

札幌におけるラーメンの元祖は、中華料理店「竹家食堂」が1922年にはじめた「肉絲麺(ロゥスーミェン)」といわれる。竹家では、中国・山東省出身の王文彩が手延べ麺を茹でてスープに入れるという作りを生み出し、当時は「拉麺」とも呼ばれていた。王文彩は1924年に竹家を去るが、後任の李彩・李宏業・李絵堂らによって、より日本人向けの味に改良され、好評を博していく。

「味の三平」のラーメンが雑誌やデパートの物産展などで全国的に広がったことから「札幌ラーメンは味噌ラーメン」と捉えられがちだが、多くの札幌ラーメン店では醤油味・味噌味・塩味の3種類を提供しており、特段味噌ラーメンのみに傾注しているわけではない。
2001年に札幌ラーメンを含む北海道のラーメンが北海道遺産として認定。

「味の三平」が西山製麺所開発の「多加水熟成麺」の「ちぢれ麺」を使用したことにより、北海道全域で西山製麺を使う店舗が多数を占めた。この「多加水熟成麺」は、粘り強いのを特徴としている。このため首都圏などでも札幌ラーメンの特徴の1つとして西山製麺を使う店舗が存在する。

西山製麺の他、堀川製麺、さがみ屋製麺、森住製麺などの麺を使用する店も多いが、自店で独自の製麺を行っている場合もある。なお、堀川製麺の創業者の堀川寿一は、「ちぢれ麺」を機械で自動的に生産する手法を生み出したり、今も全国の製麺所で使われている、麺を一食分毎に裁断する機械を発明したことで知られる。
おおよそ、麺の太さを決める切刃番手で、22番の太めの麺が、使われる。

豚骨などを煮出したスープに札幌の気候に合わせラーメンが冷めるのを防ぐためにラードなどを浮かべる場合が多い。このスタイルを始めたのは「龍鳳」の松田勘七で、「龍鳳」では味付けに主に醤油を用いた。これは、松田が戦前中国に住んでいた時に、日本人がどんな中国料理にも醤油を用いたがることをヒントにしたという。

---wikipedia参照

こちらの札幌ラーメン、元はこうした背景のご当地ラーメンでしたが、
もはやご当地ラーメンという枠を超えて、他の都県でも、普通のラーメンの分類として挙げられるくらい定着しています。

各地で作られる場合、札幌ラーメン=味噌ラーメンの認識が強いため、
町中でも、札幌味噌ラーメン〇〇軒、のように店名にこの組み合わせが入っているくらいもはや定番となっています。

なお、本格的な札幌ラーメンですと、特徴的なラードを多用したこってりアツアツスープが定番ですが、
さすがに他県ですと、そこまでこの特徴を取り入れているお店は少ないようです。

とはいえ、若干ですが、このようなラード入りの札幌ラーメンを出す店も徐々に登場していますので、機会があればぜひ召し上がってみてください。



こうちゃん